斉藤牧場応援事務センターでは大きくは下記の3つのように考えています。
1) ご自分へのご褒美として、是非お召し上がりください。
日本人が数千年来食べてきた食べ物は、お米、雑穀、野菜、海草、小魚です。
温暖で周囲を海に囲まれた自然豊かな日本では、これらの食べ物で十分間に合うものとも考えられます。
牛乳は、飛鳥時代に、「牛乳文化」として日本に入ってきました。
朝廷や貴族だけが飲む、最上級品であったと伝えられています。
本語の仏教用語に、『醍醐味』という言葉があります。
この「醍醐」は、「牛や羊の乳を精製した、濃厚で最上の味を持つ乳製品」という意味です。
今ではお水よりも安く売られることもある牛乳ですが、古来の日本では贅沢品でした。
また海外では牛を「神様」、牛乳を「幼い命を危険から守り育てるため数多くの安全機能が備わっている食品」、そして牛乳とはちみつは、「神様がすでに調理した最高の栄養食品」として大切に扱っている国が多くあります。
下記 2)でも触れさせていただきますが、たまに、ご自分へのご褒美として、本物の質の良い安全な牛乳を、是非栄養補助食品として飲んでいただければと考えています。
(個人的なご意見ではありますが、斉藤牧場の牛乳を飲み、「便通が良くなった」「弱った体が元気になってきた」というお声をいただいています。)
2) 牛乳は、本来工場で大量生産できるものではありません。
牛乳は牛さんがいて、酪農家が一年間、毎日1日も休まず世話をしてはじめて世に生み出される、大変貴重なものです。
そこには生き物の「命」が介在しており、本来工場で計算どおりに大量生産できるものではありません。
現代では大量の乳を出すためにとうもろこし等の穀物を食べている牛さんが多い現状ですが、牛は本来「草食動物」です。
どんな草でも食べ、本来は草さえあれば生息できる動物です。草の中でも特に筋が多く入った繊維質の多い牧草を好みます。
それらを体内で「たんぱく質」に変えてくれることができます。
農業を行うには厳しい山地や寒い土地では牛乳は貴重なたんぱく源となるほか、牛さんは荒れた山々を素晴らしい牧草地に変えてくれることができます。
日本は国土の7割が山地です。
その中でも斉藤牧場のように、農業をするには厳しい山地では、牛さんの力と山々の力で、健康で安全な自然の循環が成り立つ素晴らしい山地放牧酪農ができます。
日本の厳しい山地で生産できる「草」の量、そしてそれらを食べる牛さんが出せる乳量は、それほど多くありません。
是非それらを目安にし、本来人がいただける量を参考にしていただければと思います。
3) 牛乳の高温殺菌の問題
今の日本では、9割以上の牛乳が、120℃以上の高温で殺菌されています。
水の沸点100℃以上の熱で何分間も煮込まれるため、たんぱく質が熱変性を起こしてしまうほか、ビタミンや味や香りが大きく失われてしまいます。
(120℃以上の加熱というのは最後の加熱のことで、実際には「85℃で5分程度 予備加熱され」→「110℃で約1分加熱が続き」→「最後に120〜140℃で約2〜3秒加熱」されている場合が多いです。)
たんぱく質は、加熱で壊れやすく、高温で殺菌すると熱変性を起こしてしまうと言われています。この変性してしまったたんぱく質が、最も体によくない原因の一つと言われています。
牛乳の加熱法には「国際基準」があり、海外では、有害菌のみを殺し有益菌は殺さない、「低温殺菌方法」(63℃で30分間殺菌)が主流です。
日本で一般的なこの高温殺菌方法による牛乳は、海外では長期保存を目的とした「缶詰」の仲間となっており、非常時にだけ飲むもので、生きた牛乳とはなっていません。
日本でも昭和30年代までは、「低温殺菌方法」がとられていました。
その後様々な出来事があり、また大量生産を可能にする必要が出てきたために、ほとんどの牛乳が今の殺菌方法となってしまったようです。
牛乳を心から愛している方々からは、
『本物の牛乳をもっとよく知っていただきたい。高温殺菌されていること等の議論もなく、牛乳を一方的に悪い、と評価する風潮には疑問を感じます。』
という声があがっています。
|